おいしいごはんの炊き方

炊きたての新常識「可変W圧力(かへんだぶるあつりょく)」

普段何気なく炊いて食べているお米。お米を炊くときに炊飯器を使用しているご家庭も多くなっていますが、どのような仕組みでおいしくごはんを炊きあげられるのでしょうか?
今回は圧力IHタイプのジャー炊飯器に搭載されている「可変W圧力」についてご紹介します。

可変W圧力(かへんだぶるあつりょく)とは

【意味】

圧力IHジャー炊飯器〈炊きたて〉ご泡火ほうび炊き JPI-G100などに搭載されている圧力コントロール方法。大小異なる2つの圧力ボールにより、2段階の圧力を使い分けて炊飯工程でお米に最適な圧力をかけることができる。

【例文】

A:「このごはんもっちもちじゃん! ごはん炊くの上手だね」
B:「まあね。うちの炊飯器『可変W圧力』ついてるから」

【豆知識】
比べて納得。高火力を実現する「可変W圧力」

一般的な圧力炊飯器とタイガーの圧力IHジャー炊飯器が違うのは、2段階の気圧の使い分けをしていること。これがもっちりとしたおいしいごはん炊きあげるためのカギになっています。
約1.25 気圧と約1.05 気圧の2段階の圧力が、加熱から沸とう、炊きあげ、むらしまで工程ごとにお米にとって最適な状態を作り上げてくれます。そうすることで引き出されるのは、ごはんの粘りと弾力。その絶妙な火加減のおかげで、ハリのあるおいしいごはんに仕上がります。
従来の圧力炊飯器とは一線を画した炊飯を実現してくれる「可変W圧力」。実際に「可変W圧力」を使ったごはんの炊き方と、その特長を見ていきましょう。

「可変W圧力」のココがすごい!

【沸とう力】

まず、昇温時に釜内部の圧力を約1.25気圧まで高めることで、沸点が高まり、内なべのなかのお米全体に熱を加えることができます。

【蓄熱力】

その後は、圧力は約1.05気圧でキープ。圧力をかけていない時よりもやや高めの温度を保ちます。加えて、高温が保たれることでお米の粘度を引き出すα(アルファ)化を促進。もっちりとした食感に仕上げます。

【高温むらし力】

炊きあげの工程において、高温で加熱することで、ふっくらとした香り高いごはんのできあがり。

圧力のかけ方をダブルで駆使することで、ごはんの粘りをしっかり引き出す「可変W圧力」。
タイガー渾身のワザが搭載されたジャー炊飯器で、ふっくらもちもちなのに一粒ひと粒がたっているおいしいごはんを味わってみませんか?