お米の豆知識
炊きたてが一番おいしいけれど、仕事や家事に忙しい人の味方となるのが「冷凍ごはん」。ごはんを冷凍保存する容器にはシンプルなものが多いですが、一味違った保存容器を使えば、食事の時間がいっそう楽しいものに変わるはず。そこで、冷凍したくなるような保存容器をフードスタイリストの高橋ゆかりさんが厳選。食卓にそのまま出してもオシャレな器から、冷凍庫が華やぐ保存容器、機能性の高い容器まで、全3回にわたってお届け。第1回は、冷凍ごはんをおいしく食べるために生み出された〈極 冷凍ごはん容器〉をご紹介します。
ごはんを均一に、ふっくらと解凍・加熱。
保存容器は数あれど、こちらはまさに「冷凍ごはん」のために誕生した容器。〈極 冷凍ごはん容器〉は全米販・お米マイスター共同企画のもと、冷凍ごはんをムラなくふっくらと温められる形を極めるべく、小さな容器にさまざまな工夫が施されています。なんといっても目を引くのが、薄く丸みのある形状。この形にすることで、均一にふっくらとお米を解凍・加熱できるのだそう。
「底面のすのこパーツによって余分な水分が抜けて、底のごはんがベタつくことなくおいしくいただけます」と高橋さんが語るように、炊きたてを再現したような、お米のみずみずしさや風味を体感できます。
重ねて収納できて冷凍庫もスッキリ!
老若男女、人を選ばないシンプルなデザインは、機能性も抜群。従来の保存容器は冷凍庫でかさばるのがネックですが、こちらは薄くてスタッキングも可能。見た目も収納もスッキリなのも魅力的です。
「こんなに薄いのに、しっかり1膳分(180g)が入ります。必要以上に詰め込めないので、食べ過ぎ防止したい女性にぴったりですね」(高橋さん)
すのこパーツは外せて容器に角や凹みがないため、洗いやすいのもポイントです。
本当においしいの? 実食してみました。
普通の保存容器とどれだけ味が違うのか、〈極 冷凍ごはん容器〉で保存した冷凍ごはんを電子レンジでチンして実食。すると、前述の通り、冷凍ごはんとは思えないふっくらとした粒立ち! まるで、炊きたてを炊飯器からよそったばかりのお米のような、みずみずしい食感と甘さに感激です。
冷凍ごはんを温める際に起こりがちな「中のほうがまだ冷たかった」ということもなく、〈極 冷凍ごはん容器〉は温めムラも一切なし。お米のプロが教えるおいしい冷凍保存の解説も付いているので、こちらにならって保存することも忘れずに。
冷凍ごはんをそのままお弁当に。
コンパクトでミニマルなデザインなので、ごはんを解凍してそのままお弁当箱として利用することもOK。シンプルな見た目だからこそ、ほかのアイテムをプラスするのもポイントだとか。
「容器が無地で真っ白なので、ランチョンマットに柄物を選んだり、おかずは木製のお弁当箱など温かな雰囲気のものをチョイスしたりするのがいいと思います。一緒にかわいいアイテムを合わせれば、ランチタイムの気分もアップしますよ」(高橋さん)
さらにふりかけなどでごはんに彩りを添えるのも、見た目が華やぐのでおすすめだそう。
お米のプロが開発した、いつでもホカホカの炊きたてごはんを再現できる〈極 冷凍ごはん容器〉。お弁当箱としても使用できるので、冷凍とは思えぬおいしいごはんを出先で堪能してみて。
さらに、先程ご紹介した冷凍器でごはんをいっそうおいしくいただくなら、冷凍用のごはんがおいしく炊けるプログラムを採用した「ご泡火炊き JPI-G100」もぜひチェックを。白米をよりも時間をかけて吸水し、芯までふっくら炊きあげるので、冷凍ごはん特有のパサつきや、レンジ再加熱時のベタつきも解消します。冷凍器と「ご泡火炊き JPI-G100」の合わせ技で、いっそうおいしい冷凍ごはんを楽しんでください。
スタイリング:高橋ゆかり
撮影:大崎あゆみ
取材・文:坂井あやの
フードスタイリスト
高橋ゆかり(たかはし・ゆかり)さん
フードを中心に様々なスタイリングを手がけ、雑誌や書籍、広告などで活躍。香木や雑貨を扱うショップ『Panenka yeast』を運営。