土鍋を知る
毎回ひとつ、炊きたて50編集部が選んだ本土鍋にまつわる言葉や、タイガーが製造・販売している土鍋圧力IHジャー炊飯器〈炊きたて〉にまつわる言葉を取り上げながら、”土鍋”にまつわるさまざまな豆知識もお届け。
今回は「土鍋泡」をご紹介します。
土鍋泡(どなべあわ)
【意味】
土鍋を使ってごはんを炊きあげるときにできる、細かく均一な泡のこと。
【例文1】
土鍋は土でできているため、高い蓄熱性がある。
そして溜め込まれた熱が内部に伝わると、細かく均一な、力強い土鍋泡が発生する。
【例文2】
高火力が生み出す細かく均一な土鍋泡がつつみ込む。
そして、お米を傷つけにくく、旨味を逃すことなく米を炊きあげることができる。
【土鍋豆知識】
比べて納得。本土鍋と金属鍋との「泡」の違い
一般的な炊飯器で用いられている金属釜と土鍋とでは、お米を炊く時に発生する泡に大きな違いがあるんです。
【発生する泡の違い】
① 金属釜の場合
沸とう時、小さめの泡が少量のみ発生します。
そのため釜の外側に沿って泡が上がっていき、釜の中央部分は空洞になります。
② 本土鍋の場合
沸とう時、力強い土鍋泡が釜全体から立ちあがります。
そのため、お米ひと粒ひと粒に熱を均一に伝えることができます。
この泡の違いこそが、土鍋ごはんのおいしさの秘密。
旨味のもとであるデンプンを閉じ込め、お米の甘さを逃さないんです。
「土鍋泡」が生み出す、お米本来のおいしさ。
「実際に土鍋で炊くのは少し面倒」「土鍋で上手に炊ける」土鍋圧力IHジャー炊飯器〈炊きたて〉ご泡火炊き JPL-G100を使って、おうちで手軽に味わってみてはいかがでしょうか。