土鍋を知る

【土鍋辞典】第三語目「三度焼(さんどやき)」

毎回ひとつ、炊きたて50編集部が選んだ本土鍋にまつわる言葉や、タイガーが製造・販売している土鍋圧力IHジャー炊飯器〈炊きたて〉にまつわる言葉を取り上げながら、”土鍋”にまつわるさまざまな豆知識もお届け。今回は、本土鍋の三度焼(さんどやき)についてご紹介します。

三度焼(さんどやき)

内釜の土鍋は陶器の本場・三重県四日市市の「四日市萬古焼」を採用。

【意味】

乾燥と焼成を3回繰り返して作る焼き物の製法。土鍋圧力IHジャー炊飯器〈炊きたて〉土鍋ご泡火(ほうび)炊き JPL-G100などに搭載されている本土鍋の焼き方。

【例文】

A:「タイガーの土鍋って丈夫だよね。この間うっかり落としちゃったけど、こわれなかったよ」
B:「それって三度焼しているかららしいよ」

【土鍋豆知識】
比べて納得。おいしく丈夫で機能的な 三度焼(さんどやき)

タイガーの土鍋圧力ジャー炊飯器の内なべに使われるのが、三度焼(さんどやき)された土鍋です。通常、一般的には二度焼きのところを三度焼くことで、頑丈に焼き締められ、焼き物にはよく起こりうる個体差を克服。厚みや大きさなど寸法の精度を高めることで、安定してお米にとって最適な火加減を引き出す土鍋を作り出しました。
また、三度焼は機能面にもすぐれ、乾燥させてから焼成を三度繰り返すことによって、日常使いに耐えうる強度を備えた土鍋になります。
三度焼の土鍋1つを作るのにかかる時間は、なんと最大3ヶ月。手間暇がかかりますが、土鍋ごはんのおいしさを伝えるため、タイガーでは2006年から土鍋を採用し続けています。

【味の違い】

三度焼の土鍋で炊いたごはんの特長は、なんと言ってもハリと甘み。もっちりとした弾力があり、噛めば噛むほど甘みが広がります。
秘密は最高温度約280℃※という金属釜の2倍近くの火力。高火力で炊きあげることで、お米の甘みや粘りを引き出します。金属釜の約4倍の遠赤効果も土鍋ならではのごはんの味には欠かせません。芯まで熱を伝える遠赤効果で、お米本来の旨みを引き出します。
さらに、土鍋特有の細かな泡立ちがクッション代わりとなり傷をつけずに炊きあげるので、弾力ある食感に仕上がります。

※内なべ外側底面の温度(当社調べ。JPL-G型の場合)

【割れにくさの違い】

三度焼の土鍋は割れにくいのが特長。タイガーの調べでは、一般の土鍋と比べて約2倍以上の強度があることがわかっています。例えば、うっかり手をすべらせてしまうこともありますよね。そんなときも安心です。フローリング床に腰のあたりから万が一落としてしまった場合でも、三度焼きの土鍋は破損しにくい強度があります。※
タイガーの土鍋圧力IHジャー炊飯器には5年保証がついていますが、これも強度に自信があるからこその手厚い保証なんです。

※面積の小さな金属に打ち付けられた場合などは割れてしまうこともあります。

おいしく炊けて、しかも丈夫なタイガーの三度焼の土鍋。「土鍋は耐久性が心配……」と土鍋デビューを迷っている方も、タイガーの土鍋圧力IHジャー炊飯器なら安心です。三度焼の土鍋で、もっちり甘みのあるごはんをお試しください。