炊飯器かんたんレシピ
食材から出る水分のみで調理する無水調理。水を使わないので味が薄まらず、素材から出る旨味を逃しません。加えて、水溶性のビタミンやミネラルを損なわず食べることができることもメリットの一つ。この無水調理、専用の鍋も市販されていますが、実は炊飯器でもできるんです。使うのはタイガー炊飯器の「スロー調理」機能。材料を入れてスイッチを押すだけで完成する無水調理レシピ3品を紹介します。
「無水肉じゃが」の作り方
じゃがいもやにんじんにしっかり味の染みた肉じゃがを作るのは、案外難しいものです。
調味料を足しすぎて塩辛くなってしまったり、野菜が煮崩れしてしまったり、加熱しすぎて焦げついてしまったり。でも、炊飯器の無水調理なら失敗なし。簡単に作ることができます。早速作り方を見ていきましょう。
材料(2人分)
・牛肉(切り落とし) 120g
・しょうゆ 大さじ1と1/2
・砂糖 大さじ1と1/2
・酒 大さじ1
・じゃがいも(メークイン) 2 個 (200g)
・にんじん 1/4本 (50g)
・玉ねぎ 1/2個 (100g)
・糸こんにゃく 1/2袋 (100g)
・スナップエンドウ 6本
・和風だしの素 小さじ1/2
手順
1.牛肉は一口大に切り、しょうゆ、砂糖、酒を絡めて下味をつけておく。
2.糸こんにゃくは水洗いして湯通しし、食べやすい大きさに切る。
3.じゃがいもは一口大に切って軽く水にさらす。
4.にんじんは乱切り、玉ねぎはくし形に切る。
5.内なべに2、3、4を入れ、1を広げてのせ、和風だしの素を入れる。
6.「スロー調理」メニューを選び、加熱時間を40分に合わせ「炊飯」キーを押す。
7.加熱が終わったら底から全体を混ぜ合わせ、筋を取ったスナップエンドウを加えてふたをし、5分ほどおいてから器に盛りつける。
「無水ぶり大根」の作り方
しっとりとしたぶりの身に照りの美しいタレ。味の染みた大根は炊きたてごはんのお供にぴったりのおかずです。普通ならタレが焦げないように火につきっきりで作らなくてはいけないメニューも、炊飯器ならボタンを押すだけ。手間なく、素材から出る旨味がぎっしりのぶり大根が完成します。
材料(2人分)
・ぶり(切り身) 2切れ (200g)
・塩 小さじ1/3
・酒 大さじ1
・大根 1/4本 (250g)
・しょうが(細切り) 10g
・しょうゆ 大さじ2
・砂糖 大さじ2
・みりん 大さじ1
・柚子の皮 適量
手順
1.ぶりは大きめの一口大に切り、塩、酒を振りかけてしばらくおき、キッチンペーパーで水気をふく。
2.大根は皮をむいて乱切りにする。
3.内なべに2と調味料を加えて軽くかき混ぜて1をのせる。
4.「スロー調理」メニューを選び、加熱時間を50分に合わせ「炊飯」キーを押す。
5.できあがったら全体を混ぜて、そのまま5分ほどおき、器に盛りつけて、柚子の皮を飾る。
「無水キーマカレー」の作り方
キーマカレーも、炊飯器を使った無水調理なら簡単においしく作れます。
使う野菜はトマト缶、玉ねぎ、にんにく、トッピングにグリーンピースのみ。無水調理で素材の旨味と甘みを引き出すことで、たくさんの材料を使わなくても味に深みを与えてくれます。冷蔵庫の余りものでも作れるシンプルメニューです。
材料(2人分)
・合挽き肉 200g
・玉ねぎ 1/2個 (100g)
・トマト缶(カット) 1/2缶 (200g)
・にんにく(みじん切り) 小さじ1
・グリーンピース(水煮) 30 g
・ウスターソース 大さじ1
・洋風スープの素(顆粒) 小さじ1
・塩 適量
・こしょう 適量
・バター 大さじ1
・カレールー 2皿分
・ごはん 2皿分
・卵黄 2個
・スライスアーモンド 適量
・パセリ(みじん切り) 適量
手順
1.玉ねぎはみじん切りにする。
2.内なべに合挽き肉、トマト缶、にんにく、1、塩、こしょう、ウスターソース、洋風スープの素を入れて軽く混ぜ合わせる。
3.バターを加えて『スロー調理』メニューを選び、加熱時間を30分に合わせて「炊飯」キーを押す。
4.加熱が終わったら、グリーンピースとカレールーを加えてふたをし、2分ほどおく。
5.全体を混ぜ合わせてカレールーを溶かしたら、ごはんにかけて、卵黄をのせ、アーモンドとパセリを散らす。
注意点
炊飯器調理後は早めにお召し上がりになることをおすすめします。また、必ず内なべや内ぶたなどのお手入れをしてください。
※今回のレシピは100サイズ(5.5合炊き炊飯器)を使用。製品ごとに食材の分量が異なるため該当品番のレシピをご使用ください。タイガーホームページに記載しているレシピ以外の調理をすると、ふきこぼれたり、こげつく場合があるので注意してください。
いかがでしたか? タイガー炊飯器の「スロー調理」機能を活用して、普段のお料理をもっと簡単においしくできるレシピをぜひ試してみてくださいね。