©2003 TIGER CORPORATION ティグとティーラは仲良し姉弟。
おとうさん、おかあさん、おじいちゃん、おばあちゃん、6人のファミリーです。

ティグ&ティーラティグ&ティーラ

ティグとティーラはどっちがしっかり者?ティグとティーラはどっちがしっかり者? ティグは5歳の男の子。お姉ちゃんのティーラは7歳。やんちゃだけれど、ちょっぴりドジで頼りないティグにとって、ティーラは頼れる大好きな存在。
ぐいぐいと引っ張るリーダータイプのティーラ。ティグはうっかり、ティーラの言うことを間に受けすぎて、とんでもない事件を起こすことも。しかし、ティグ。こうと決めたら絶対に譲らない利かん気の強さは天下一品!そうなると、ティーラはもうお手上げなのです。

2/17
ティグ&おとうさんティグ&おとうさん

おとうさんの熱血っぷりに少しお疲れ?おとうさんの熱血っぷりに少しお疲れ? 男の子はこう育てるべき!という思いの強いおとうさん。ティグを強くて勇敢な男の子に育てるため、「がんばれ!」「負けるな!」と日々、叱ったり励ましたり。
自分のことが好きだからこそ言ってくれているのは、ティグもわかってはいるけれど、そんなおとうさんにちょっと不満の様子。おとうさんのことは大好き!…なんですけれどね。

3/17
ティグ&おかあさんティグ&おかあさん

ティグはおかあさんが大好き!ティグはおかあさんが大好き! いつでもやさしい、ティグの自慢のおかあさん。そんなおかあさんに寝る前、お話を聞かせてもらうのはティグの日課です。きれいなものやお気に入りを見つけたときも、まず見てもらうのはおかあさん。
「見て!さわってもいいよ」と取り出したものが、おかあさんの苦手な虫やトカゲだったりすることも。それでも笑顔のおかあさん。本当にやさしいですね!

4/17
ティグ&おじいちゃんティグ&おじいちゃん

おじいちゃんは、少年の心を持つ英雄おじいちゃんは、少年の心を持つ英雄 若い頃、世界中を航海していたおじいちゃん。70才を過ぎた今でも何か思い立っては発明を試みたり、好奇心いっぱいで、怖いもの知らず!
気まぐれでひょうひょうとした、おじいちゃん。たまに「からかっているの?」と戸惑ってしまうこともあるけれど、ティグはおじいちゃんを、とても勇敢な英雄のように思っています。

5/17
ティグ&おばあちゃんティグ&おばあちゃん

言葉がなくてもわかってくれる存在言葉がなくてもわかってくれる存在 落ち込んだときや不安になったとき、ティグはおばあちゃんの側にいきます。ちょっぴり不器用で自分のことをうまく伝えられないティグ。でも、不思議とおばあちゃんはティグのことをわかってくれます。
そして、おばあちゃんにぎゅっと抱きしめられると、ティグの心にまた輝きが戻ります。そう、ティグとおばあちゃんは「心の友」なのです。

6/17
ティーラ&おとうさんティーラ&おとうさん

おとうさんはティーラにメロメロ!おとうさんはティーラにメロメロ! おとうさんにとって、ティーラは目の中に入れても痛くないほどかわいい存在。叱っても、ティーラが涙を見せると大慌てで逆に謝ってしまいます。だから、ティーラは叱られたって全然おとうさんが怖くありません。
でも、おとうさん、ちょっとティーラを完璧な「かわいい娘」と見過ぎていない?賢いティーラは、その期待にこたえられるよう、実は子どもながらに気を使っているのですよ。

7/17
ティーラ&おかあさんティーラ&おかあさん

おかあさんの目はごまかせない!おかあさんの目はごまかせない! 一方おかあさんは、ティーラがいたずらをすればきっちり叱ります。そう、おとうさんには通用していたティーラの天使の笑顔は、おかあさんには通用しないのです。
でも、決して仲が悪いわけではありません。おかあさんは、一緒にお料理をしたり、おしゃれを楽しんだりできるティーラのあこがれの存在。それに、ティーラのお行儀の良さはおかあさんのおかげであることを、ティーラ自身がいちばん知っているのです。

8/17
ティーラ&おじいちゃんティーラ&おじいちゃん

知らない世界を見せてくれる「親友」知らない世界を見せてくれる「親友」 ティーラはおじいちゃんのお話を聞くのが大好き!物知りで、好奇心旺盛なおじいちゃんと一緒にいると、いつものお部屋にいても違う世界にいるような、ワクワクとしたとてもすてきな気持ちになれます。
それに、おじいちゃんは聞き上手。知らず知らずのうちに、いろんな話を打ち明けてしまうことも。おじいちゃんにとっても、賢いティーラは愉快な話し相手。ふたりはとても対等で、強い信頼関係で結ばれた「親友」なのです。

9/17
ティーラ&おばあちゃんティーラ&おばあちゃん

おばあちゃんって、もしかして魔法使い?おばあちゃんって、もしかして魔法使い? ティーラにとって、おばあちゃんは不思議な存在!旅の経験も1度だけ、外出することもほとんどないのに、ティーラにはおばあちゃんは何でもわかっているように見えます。それに、おばあちゃんの手にかかると、レシピがなくてもおいしいご馳走ができるし、お花や野菜もどんどん元気よく育っていきます。
「おばあちゃんは魔法使いなの?」ある日おじいちゃんにたずねると「なるほど、そうかもしれないな」と笑うだけでした。

10/17
おとうさん&おかあさんおとうさん&おかあさん

きっかけは、おとうさんの一目惚れきっかけは、おとうさんの一目惚れ 出会いは、おとうさんが大学のフットボールの花形選手だった頃。試合で訪れた、母校の生徒会長をしていたおかあさんに一目惚れ!猛アタックすること数年。高校卒業後、ファッションデザイナーを目指し美術学校に通うおかあさんは、ついに降参。卒業とともにおとうさんと結婚をしました。
それから10年。ふたりは今も誰もがうらやむ、おしどり夫婦。実はおとうさん、こんなすてきな妻をもてた幸運を今も信じられないんですって!

11/17
おとうさん&おじいちゃんおとうさん&おじいちゃん

絶対かなわない相手!絶対かなわない相手! 今でもおじいちゃんには口でもゲームでも腕相撲でも、何をやってもかなわないおとうさん(フットボールの花形選手だったのに!)。とっさの身のかわし方といい、時折見せる思いがけない跳躍力といい、普段のひょうひょうとした姿はカムフラージュに違いないと考えるおとうさん。
ちなみにおとうさん、生意気盛りの10代は対抗心に燃えていたのですが、おじいちゃんが起こした”あること”を機に、ぷつりと対抗をやめてしまいます。

12/17
おとうさん&おばあちゃんおとうさん&おばあちゃん

おとうさんを変えた、おばあちゃんの力おとうさんを変えた、おばあちゃんの力 おとうさんには泣き虫で気弱で、成績もイマイチな少年時代がありました。
今や「独創的なアイデアマン」として立派に仕事をこなすおとうさん。このおとうさんがあるのは、実はおばあちゃんのおかげ。おとうさんが考えたアイデアを他のひとがバカにしたり無視しても、おばあちゃんはいつだって「本当におもしろい発想をするのね!」と世間のものさしとはまったく違う価値観でとらえ、おおらかに接し、愛しみ育んでくれたのです。

13/17
おかあさん&おじいちゃんおかあさん&おじいちゃん

おかあさん、あんまり無理しないでおかあさん、あんまり無理しないで おかあさんは優等生タイプで、とても生真面目。妻として母として完璧主義になりすぎて心の余裕を失ってしまうときがあります。
そんなときは、おじいちゃんの出番。持ち前のエンターティナー気質で、おかあさんに笑いを思い出させるのです。おかあさんにとっておじいちゃんは、少し捉えどころのないひと。でも、おじいちゃんといると自然と気持ちがリラックスして笑顔になってしまうのです!

14/17
おかあさん&おばあちゃんおかあさん&おばあちゃん

家庭料理の「師匠と愛弟子」家庭料理の「師匠と愛弟子」 おばあちゃんは家庭料理の名人。何気ない食材でも、おばあちゃんの手にかかると魔法のようにおいしい特別な料理になります。その秘訣を学ぶため、おかあさんは一緒にキッチンに立っては逐一メモをとりますが、なにせおばあちゃんは”台所の魔女”!不思議とその味を再現できません。
ま、おばあちゃんは、真面目なおかあさんをからかって、たまーにこっそり秘密のスパイスを入れて味を変えたりしているんですけれどね!

15/17
おじいちゃん&おばあちゃんおじいちゃん&おばあちゃん

2度目の出会いでプロポーズ!2度目の出会いでプロポーズ! 当時20歳。船乗りだったおじいちゃん。寄港したある港町でひとりの少女を見かけます。言葉も交わさず視線さえ合わない、出会いとも言えぬ出会い。しかし、おじいちゃんの心に少女の姿は深く刻まれます。
その数年後、同じ港町で再会。その特別な雰囲気におじいちゃんは意を決し、プロポーズをします。少女の答えはまさかのYES!もちろん、その少女こそがおばあちゃん。結婚したおじいちゃんは2度と船には戻りませんでした。

16/17

©2003 TIGER CORPORATION

タイガーファミリー

ティグ

5才のティグはサッカーに夢中な人気者。
おとうさんゆずりのユーモラスな性格。
ティグのまわりにはいつも笑いがあふれています。絵を描く事も大好き。
おとうさんと公園でボールを蹴ったり、おじいちゃんの大工仕事を手伝ったり、元気いっぱいの活動的な男の子ティグです。

ティーラ

ティグの2才上のお姉ちゃんティーラは面倒見がよく、いつも笑顔で誰にでも好かれる明るい女の子。クッキングと読書が趣味。
得意料理はカレー。学校の行き帰りにも本を手放さない読書好き。おかあさんとお夕飯の買物に出かけたり、おばあちゃんが育てた庭の花を食卓に飾ったり毎日大忙し。

おとうさん

おかあさん

おじいちゃん

おばあちゃん

作者のプロフィール

TOBY SHELTON トビー・シェルトン

1953年3月10目、オハイオ州クリーブランド生まれ。
ニューメキシコ州で少年時代を送り、難関といわれるカリフォルニア・インスティチュート・オブ・アートのアニメーション専攻科で学ぶ。
キャラクターデザイナ一、ディレクタ一、プロデューサーとして、数々の優れた作品を発表している。