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フッ素コートが環境に与える影響って?地球に優しいボトルでエコに貢献!


日常の身近なアイテムで広く使用されているフッ素コート。あなたのご自宅にも1つはお持ちではないでしょうか?
今回はフッ素コートの特性と、環境に与える影響などについて解説します。

フッ素コートの役割

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フッ素コートに使われている「フッ素樹脂」は、プラスチック原料のひとつです。フッ素樹脂のもつ優れた特性を利用するために、さまざまな製品にフッ素樹脂がコーティングされています。

フッ素樹脂には、以下の特性があります。
・耐熱性
・撥水、撥油性
・すべり性
・耐薬品性
・電気絶縁性

このように、フッ素樹脂は熱や薬品に強く水や油をはじき、すべりやすい性質をもっています。
つまり、フッ素樹脂をコーティングすることで、お手入れ性がさらにアップするのです。

私たちが生活のなかで利用している代表的なフッ素コート製品として、フライパンやアイロンがあります。とくにフッ素コートされたフライパンは、焦げつきにくくお手入れも簡単。また、アイロンもフッ素コートされた製品はすべりがよく使いやすいです。

そのほか、自動車や建物の外壁に使う塗料にもフッ素樹脂を原料とした製品があり、汚れがつきにくく経年劣化に強い塗料として高い人気があります。

フッ素コートの環境負荷

このように、フッ素コートは優れた特性があります。しかし、コーティングの際に使用する化学物質のなかには、環境に負荷を与えるものもあります。

フッ素化合物のひとつであるPFOA(ピーフォア)は、環境汚染の原因物質として、2019年5月に国連会議で製造と使用の禁止が決定されました。PFOAはフッ素化合物のひとつとして、20年ほど前から幅広い製品に使用されてきました。

しかし、2000年にアメリカで、PFOAが工場から漏れ出し付近の水を汚染するという事故が起こり、フッ素は永遠の化学物質とも呼ばれ、分解されることがほとんどなく、環境に残ってしまうことが世界中で問題になっています。PFOAの水質汚染問題は、アメリカだけではなく日本各地でも深刻な問題として取り上げられています。フッ素化合物で製造と使用が禁止されているものはPFOAだけではありません。また、PFOS(ピーフォス)とよばれるフッ素化合物は、2009年にすでに製造と使用が禁止されています。

フッ素はこのようにさまざまな製品に使用されており、便利である反面、多少なりとも環境にも影響があるのではないかと危惧されています。

そしてこれから先、ほかのフッ素化合物も製造や使用を禁止されるのではないかといわれており、フッ素を分解して無害化する技術開発が進められています。

タイガーのステンレスボトルは「NO・フッ素コート」でお手入れカンタン!

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新たな環境汚染を防ぐために、フッ素樹脂の回収や、フッ素低減技術の導入を行うなど、日本の企業でもさまざまな取り組みが行われています。

タイガーステンレスボトルはフッ素コートを使わず、独自の研磨技術「スーパークリーンplus(プラス)」加工を施すことで、ボトルの内面にニオイや汚れ、サビがつきにくく、環境に優しいだけでなく、お手入れの手軽さも実現しています。

まとめ

フッ素コートは、フッ素樹脂の優れた特性を活かしてさまざまな分野の製品に使用されています。フッ素コートがなされている製品は汚れやにおいがつきにくいため、お手入れがしやすく衛生面でも安心です。

タイガーのステンレスボトルのような「NO・フッ素」の商品は、環境面で安心して使うことができます。

このように環境やお手入れのことが考えられていて、地球に優しく安心して使える商品を選んでみてはいかがでしょうか。

タイガーステンレスボトル「4つの約束」

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