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熱湯を入れるだけ!水筒の保温効果をアップさせる2つの方法

温かい飲み物をどこでも飲めるようにするなら、保温効果のある水筒を持ち歩くのがおすすめ。
しかし、保温力のある水筒でも一定以上の時間が経過すれば、飲み物は冷めてしまいます。
今回は、水筒の保温効果をアップさせる方法をご紹介します。
一緒に体を温める飲み物も紹介していますので、参考にしてください。
冬の喉には温かい飲み物が最適

冬は激しい運動をしない限り、大量の汗をかくことはありません。
しかし呼吸や皮膚の表面など、意識しないところから水分は蒸発しています。
そのため、油断しているといつの間にか水分不足に陥ってしまうことも。
そうならないために、冬でも水分をきちんと摂ることが大切です。
冷たい飲み物は体を冷やしてしまうため、ホットティーや白湯などの温かい飲み物が良いでしょう。
特に紅茶やウーロン茶などの発酵茶には、体を温める作用があります。
ただし、紅茶に含まれるカフェインは体を冷やす作用があるため、カフェインレスのものを選ぶのがおすすめです。
また紅茶に含まれるポリフェノールには抗ウイルス作用があり、風邪やインフルエンザ対策にも効果的と言われています。
ただし、ミルクを入れると抗ウイルス作用が失われてしまうため、ストレートで飲むことが良いとされています。
喉の乾燥対策は温かい飲み物+α
「喉が乾燥して痛む」「咳が出る」などの症状がある場合には、はちみつが効果的と言われています。
オックスフォード大学医学部の臨床試験によると、市販の薬を摂取した人よりもはちみつを摂取した人の方が、咳の回数が少なく重症化した例も少なかったそうです(※)。
また、体を温める作用と抗菌作用の2つが期待できる生姜を摂取するのもおすすめです。
どちらも温かい飲み物と相性が良いため、紅茶や白湯に入れて飲むと良いでしょう。
「熱湯」と「保護」で保温効果をアップさせよう

ここからは、保温力をアップさせる方法を2つご紹介します。
水筒に熱湯を入れるだけで保温力アップ
1つ目の方法は「水筒にお湯を入れておく」です。
もともと保温や保冷の機能を持っている水筒は、内部の温度を保つような真空断熱構造になっています。
そのため、水筒を水洗いして一旦温度を下げてしまうと、水洗いしたときの温度を保とうとします。
結果、内部の温度が低く保たれて、温かい飲み物を入れても保温効果が持続しなくなってしまいます。
内部の温度をあらかじめ「予熱」しておけば、内部の温度は上がり、温かさを長時間キープできます。
温かい飲み物を入れる前に、水筒に熱湯を注いで1分~2分ほど置いておきましょう。
「水筒に熱湯を入れても大丈夫なの?」と不安になる方もいらっしゃると思いますが、基本的にステンレス製の水筒なら、熱湯を入れても問題ありません。
なお、予熱をして保温力を上げた水筒の場合、保温力が高すぎて夕方まで冷めない場合もあります。
氷を入れたり、時間を置いて冷やしたりして、温度調節を行いましょう。
水筒を保護する
TIGERのステンレスボトルは、真空断熱二重構造になっています。
そのため熱を逃がしにくく、温かさを6時間ほどキープできます。
しかし長い間使用していると、保温効果が落ちてしまうことがあります。
また、落としたりぶつけたりして、外部から強い力がかかると、水筒が変形して真空断熱二重構造による効果が失われることがあります。
そのため、水筒に傷がつかないよう、きちんと保護しましょう。
専用のポーチに入れたり、タオルを巻いたりするだけで保護できます。
特に子どもは、しゃがんだり走り回ったりして水筒を傷つけてしまうことが多いため、子どもが使う場合は、しっかりした保護が必要です。
TIGERでは、底をガードする強底仕様のポーチが付いた水筒を扱っており、丈夫で水筒が傷つきにくい設計になっています。
加えて、汚れてもポーチは洗濯機で丸洗いができます。
なお、金属製の水筒は、過去には傷がついて金属が溶けだすと中毒になる可能性があると言われていましたが、現代の水筒は内部がフッ素加工されているため、スポーツドリンクなどを入れていても中毒が起こることはほとんどありません。
TIGERでは環境に配慮してフッ素コートを使わず、代わりにステンレスそのものを加工し、凹凸を極限まで少なくする「スーパークリーンPlus」という独自技術を使っています。
これにはフッ素コートと同等レベルの防染機能があります。
とはいえ、みそ汁やオレンジジュースなど、塩分を多く含むものや酸性の飲み物などは推奨されていないため避けた方が良いでしょう。
まとめ 
水筒の保温機能は熱湯で水筒を温めたり、水筒を保護したりするだけでアップさせることができます。
もし「あまり飲み物が温かくない」「保温機能が下がった」と感じたら、ぜひ上記の方法を試してみてください。