これまでも
これからも
冒険する会社
世界中の幸せな団らん、
生活に寄り添う温もり。
その実現からはじまった
私たちの冒険。
冒険のはじまり
長い歴史の中で、わたしたちは時代の
変遷とともに
事業を変化させてきました。
世界中の幸せな団らん、生活に寄り添う温もり。
その実現からはじまった私たちの冒険は、
いまやどんな環境でも安全さ、
快適さ、確立する技術の粋へと昇華されました。
紹介するのは、多様な環境に挑戦しつづける、
わたしたちの冒険の記録です。
-
Episode 01
1923年
「虎印魔法瓶製造卸菊池製作所」
を創業創業者菊池武範が冒険へ飛び出したのは1923年。
「虎印魔法瓶製造卸菊池製作所」を創業。日本国内向けに「虎印」の魔法瓶の製造・販売を開始。東京で取引を始めて間もない頃に関東大震災に見舞われるが、虎印魔法瓶の製品のみ全て無傷で残ったという事実が業界に知れ渡り、注文が殺到。
3年後には東京市場の85%を占めるまでに成長しました。 -
Episode 02
昭和初期からはやくも
海外への販路拡大に挑戦国内の深刻な不況によって、国内販売に限界を感じた菊池武範が、台湾・満州へと販路を拡大したのは1930年。タイガー製品がはじめて海を渡った瞬間です。
これがグローバル化の素地となり、1990年には台湾に「虎記股份有限公司」設立。
国内と並行して海外の販路拡大をすすめ、現在では販売国は世界約60か国に。中国、台湾、香港、ベトナム、インド、アメリカに営業拠点を展開し、海外での新たな販路拡大に尽力しています。 -
Episode 03
8,000m級山岳地帯への冒険。
過酷な環境にも耐える堅牢さ1983年、日本人初のエベレスト無酸素登頂成功の一助となったのはタイガー魔法瓶のダブルステンレスボトルでした。標高8,000mはデスゾーンと呼ばれ、人類が生存できる限界を意味します。固形物も流動物も受けつけなくなる過酷な環境で、隊からは「割れない」という強度への信頼感、「はじめて温かいお湯が飲めた」経験が報告され、ダブルステンレスボトルの性能が実証されました。
-
Episode 04
圧倒的な技術力は国内外からの
支持を経て信頼に真空断熱技術と熱コントロール技術。この2つが、タイガー魔法瓶の熱テクノロジー。
技術力に裏打ちされた商品は国内にとどまらず、ジャー炊飯器、電気ポット、真空断熱ボトルなど世界約60カ国で販売。これからもあなたのライフスタイルを、そして世界のライフスタイルを変えていきます。 -
Episode 05
家庭用品から
自動車産業への技術転用トヨタ自動車様の北米への販路拡大に向け、株式会社デンソー様と共同で魔法瓶技術を応用した自動車エンジンの蓄熱システムを開発。走行時に温かいエンジン冷却水を真空断熱温水タンクに蓄え、エンジン再始動時に効率よく供給し素早く最適温度まで上昇させます。これにより再始動時でも排ガスが綺麗に保たれます。
搭載されたトヨタ・プリウスの2004年モデルは、「北米の厳しい環境基準をクリアした日本製のハイブリッドカー」として注目され、2004年北米カー・オブ・ザ・イヤーを受賞しました。 -
Episode 06
真空断熱技術は宇宙へと
躍進を遂げる2018年11月、JAXAの「こうのとり」によって国際宇宙ステーション(ISS)から貴重な実験試料を地球へと回収する日本初の試みが行われました。この実験試料を運ぶ小型回収カプセル内に搭載された、真空二重断熱容器を開発したのがタイガー魔法瓶です。
地球帰還までの断熱性能、海上着水時の40Gの衝撃に耐える強度など、過酷な技術要件をクリアした真空断熱容器は、無事地球へと帰還。タイガーの熱制御技術が新たな革新を遂げた瞬間です。 -
Episode 07
人権・健康・環境へ
配慮した
社会課題にチャレンジ人権・健康・環境へ配慮した社会課題への取り組みとして、2020年7月から真空断熱ボトルにおいて、紛争地域での武装勢力などの資金源となる規制鉱物を使わない「NO・紛争鉱物」、ボトル内面に環境負荷の高いフッ素コートを使わずに同等の防染技術を実現する「NO・フッ素コート」、自社工場生産によってお客さまの健康を守る品質責任を担保する「NO・丸投げ生産」、そしてマイボトルの愛用を通してペットボトル消費の削減に寄与する「NO・プラスチックごみ」という「4つの約束」を掲げてサステナブルアクションを推進しています。
いつの時代も、
タイガー魔法瓶は
温もりあるアイデアで、
食卓に新たな常識を
つくり続けることを
目指して
挑戦を続けています。
今までも、
そしてこれからも。
世界中の幸せな団らんの
ために。