インタビュー
Interview 03

“最後の砦”
として
正しい判断の
できる存在に
JUN.Aさん
2021年入社
品質管理

Career Path

  • 大学院理学研究科にて化学・物質工学分野で高分子化学、光化学を専攻
  • 2021年 品質管理第2チーム配属。国内ジャー炊飯器担当
  • 2023年 品質管理第2チーム配属。国外生産ジャー炊飯器及びその他調理家電担当

現在の仕事内容
製品をチェックする
「最後の砦」
現在は中国工場の
品質管理を担当

品質管理は、お客さまへ製品が届く前の“最後の砦”と言われる部署です。定期的に工場を巡視して製品の品質が保てているのかをチェックしたり、クレームのあった製品があればその問題点を解析し、改善方法の検討などを行います。私は現在、中国工場の品質管理を担当していて、週2回ビデオ通話で正しい作業を行っているか、適切な現場環境であるかなど細かく管理しています。
以前、ジャー炊飯器の部品に不具合があり、生産が止まってしまったことがありました。生産再開を急ぐあまり、手あたり次第に解析を行った結果、逆に再開が遅れることに…。どんな状況でも落ち着いて計画を立て作業に取り組むことが大切だと肝に銘じて、仕事にあたっています。

仕事で手応えを感じる時
設計を変更する
ために
実際に
自分で部品を
削って試験

正直、品質管理に配属されるまでは、これほど難しい仕事だとは思っていませんでした。たとえば、ジャー炊飯器で不具合の報告があった場合、改善するよう設計変更を検討するのも品質管理の仕事です。限られた時間の中で、図面を確認しながら、どうしたら改善できるか、それを改善したことによって新たな問題が起こらないかなどを考えます。そして、実際に自分で部品を削るなど加工したもので試験を行い、問題なければ量産のための修正指示を行います。

品質管理に配属されたときは不安でいっぱいでしたが、工場へ行って工程を管理したり、お客さまからのクレームに対して改善することを繰り返すうちに、品質管理としての自覚とプライドがでてきたように思います。

タイガーを選んだ理由
インターンシップ
では
社員の方と
たくさん話しました

大学院での専攻は化学ですが、母親が食品関係に勤めていたこともあり、間接的でも食品関係の仕事に関われたらと思っていました。そのなかで出会ったのが、タイガー魔法瓶。3DAYSのインターンシップに参加したのですが、社員さんと話す機会がとても多く、みなさん温かく、話をよく聞いてくれて、そういった人のよさ、雰囲気のよさが入社の決め手になりました。

大学院では高分子の研究をしていたのですが、製品で使われることの多いプラスチックはすべて高分子。大学院で得た、何度以上になると変形する材質なのか、どんな薬品に対しては弱いのかなどの素材によって異なる性質の知識は、今の仕事に活かすことができています。

次に挑戦したいこと
正しい判断力と
断行力を養い
信頼される存在に
なりたい

現在、英会話に通い、語学スキルとコミュニケーション力を磨いています。ビデオ通話で行っている中国工場の工程管理は通訳を介して行っていますが、今後の社会のグローバル化を考えると、最低限、英会話は身に付けておきたいと思っています。

また、品質管理としては、正しい判断力と断行力を養っていきたいです。工場で品質に関わるトラブルが起きた場合、そのまま生産を続けるかどうかといった判断は品質管理に委ねられます。そこで迅速で的確な判断をくだすことが周囲からの信頼につながりますし、いずれは「この人ならまかせられる」という存在になりたいです。

Message

学生へのメッセージ
チャレンジするだけでなく、
何か一つでも学ぶことが大切

就活の軸が定まらずに悩んでいる方が多いと思います。「何がしたいか」はもちろん重要ですが、「何を大切にするか」という考え方も重要です。
また、学生の間に様々なことにチャレンジしてみてください。ただチャレンジするだけでなく、何か一つでも学ぶことが大切です。その経験がきっと自分に合った仕事を見つけることができると思います。

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